寒さと痛みの関係性
寒さが増す季節になってきましたね。
皆さんお正月はどうお過ごしでしょうか??
こういった寒い季節は、実は身体の痛みと深い関係があるのはみなさんご存じでしょうか?
「寒さと痛みの関係性」
これについて、知らないという人はたくさんいらっしゃることでしょう。
今回は、寒さと痛みの関係性について説明していきます。

寒い時に痛みが出やすい原因とは?
皆さんは寒い時や、寒さを耐えている時・・・どのような体勢やポーズをしますか?
肩をすぼめたり、身体を丸めて小さくなったり、身体に力が入っている方がほとんどだと思います。

この体勢やポーズというのは、筋肉が固まってしまう体勢やポーズです。
そして筋肉が固まると同時に、細かい血管や神経を締め付けてしまい血流が悪くなってしまったり、症状のひどい方はシビレが出る方もいます。
また、寒さによって血行が悪くなってくると、酸素や栄養素が体にいきわたりにくくなり、循環が滞ってしまいます。そして、老廃物がたまりやすくなっていきます。
そのため筋肉が硬くなってさらに血行が悪くなり、ますます筋肉が硬直します。冬場の体のこりや痛みは、こうした悪循環の繰り返しによって起きると考えられます。

さらに、寒さの厳しい日に外に出たりすると、ついつい体を丸めてしまい姿勢まで悪くなります。
しかも、冬は厚着になるため、体が動かしにくく活動性も低下することで体の血行が悪化します。また、重い衣服はそれだけでも肩こりの原因になります。
そして、筋肉が固くなるということは、身体の痛みにつながります。
「筋肉の固さ=身体の痛み」と考えてください。
特にどんな症状が出やすい?
筋肉の固さによっておこる身体の痛みは様々です。
特にこの寒さの時期に多いのが、
「寝違え」と「ギックリ腰」です。
寒さによって筋肉が固まっている状態から、急に首や肩、腰を動かすことで、無理に体を動かしてしまうことになり、急激な痛みがでて、寝違えやギックリ腰といった症状としていた痛みが出てしまいます。
寒い季節の痛みの対処法3選
体を温めながら十分な睡眠と休息をとり、疲れを蓄積させないことが必要です。その一方で、➀適度な運動を取り入れて体の活動性を維持し、血行を停滞させないことも大切です。また、厚着だと体を動かしにくくなるため、②薄くても保温性の高いインナーウェアを活用するなど動きやすく、温かい服装を心がけましょう。③体を温める食品を多く摂取することを心がけましょう。
➀適度な運動をしましょう
ウォーキング、ストレッチ、ラジオ体操などがおすすめです。
「運動をすると疲れてしまうからいやだ」という方もいますが、運動をすることで、血流が良くなり、疲労物質や老廃物を流してくれます。

②薄く保温性の高いインナーウェアを着ましょう
最近は、薄くて保温性の高いインナーウエアはいろんなところで販売されてます。ぜひ活用してみましょう。

③体を温める食べ物を摂取しましょう
かぼちゃ・にんじん・ごぼう・たまねぎ・りんご・ぶどう
紅茶・中国茶・ほうじ茶
黒砂糖・全粒粉パン・玄米
生姜・香辛料
など
